〈あさひ土器どきカード〉の土器たちは5種類!どの種類をもらえるかは、配布当日のお楽しみ

更新日:2026年10月15日

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〈あさひ土器どきカード〉の土器たちを紹介します!

カードの土器たちのホンモノを見てみよう!

No.1 人面装飾付深鉢型土器(じんめんそうしょくつきふかばちがたどき)

〈長野県宝!〉

人面装飾付深鉢型土器

発見された遺跡は、熊久保遺跡(朝日村古見)

昭和60年、現在の健康センターなどが入る多目的施設を建設する際(第2次発掘調査)に出土しました。

縄文時代中期(約5000年前)のものといわれています。

大きさは、高さ約36、最大口径約32.2(センチメートル)

人面付土器がつくられた時期の比較的早い頃につくられたものではないか、と言われています。

特徴は、口縁部正面と反対側にそれぞれ顔が飾られていること。

また、その顔の向きが外向きについている土器は多くないため貴重です。

平成30年に長野県宝に指定されました。

模様の付け方や、シンプルな胴部の文様なども大変珍しいとされています。

ぜひ、朝日村歴史民俗資料館へ本物を観に来てください!

No.2 焼町式土器(やけまちしきどき)

〈人気ナンバーワン!〉

焼町式土器

発見された遺跡は、熊久保遺跡(朝日村古見)

朝日村歴史民俗資料館(朝日美術館)向かいの縄文むら公園造成にともなう第3次発掘調査(平成元年)で出土しました。

縄文時代中期(約5000年前)のものと言われています。

大きさは、高さは約50、口径は約44(センチメートル)

焼町式土器は大変人気です。指標遺跡は塩尻市焼町遺跡ですが、分布の中心は千曲川上流の上小地区から北佐久群あたりではないかと考えられています。

似たような土器でやはり人気のある「火焔土器」も有名ですが、焼町式土器のほうが200~300年ほど前からつくられたようです。

朝日村歴史民俗資料館の焼町式土器は、ダイナミックなうねりと、見据えるようないくつもの目玉にも見えるつくりが印象的です。

朝日村内でつくられたのか、運び込まれたのか議論が尽きません。特別なモノであったことは間違いなさそうです。

 

No.3 土偶(どぐう)

〈ニックネームは、とりばっち〉

土偶

発見された遺跡は、山鳥場遺跡(朝日村西洗馬)

平成29年、長野県道路改築事業にともなう発掘調査で出土しました。

縄文時代中期後葉(約4800年前)

大きさは、全長約6、幅約4.7、厚さ3(センチメートル)

顔の部分だけ見つかっています。体の部分はいまのところ無いです。

顔のつくりはハッキリしていて、沈線や刺突で目や口、鼻の穴が描かれています。

顔のまわりの模様は髪型のようにも見えますが、当時流行りの「入れ墨」の模様とも考えられています。

こんなにカワイイ顔をした土偶はなかなかお目にかかれないかもしれません。

塩尻市立平出博物館によく似た土偶がいます。

探してみてください。

2022年朝日美術館で土偶のニックネームを決める「おなまえ選手権」を開催しました。安曇野市の小学1年生(当時)が考えた「とりばっち」が選ばれて、以来みなさまに親しんでいただいています。

 

 

 

No.4 埋甕(うめがめ)

〈あさひといったら、埋甕?唐草文?〉

埋甕

発見されたのは、熊久保遺跡(朝日村古見)

縄文むら公園北側畑の民家建設にともなう第7次調査(平成6年)で出土しました。

縄文時代中期(約5000年前)のものとされます。

大きさは、高さ約39.5、最大口径約39(センチメートル)

唐草文様が美しい土器です。

出土状況は、画像のとおり逆さに伏せた状態で、底部はこわされ平石が置かれていました。

埋甕は住居跡の出入り口付近の床(土間)の下に埋めた土器です。そのまま立てて埋める場合と、この土器のように逆さまにして埋めるものがあります。

甕の中には「胞衣(えな:お産のときの胎盤など)」を入れたとされました。

入口に埋めることで、より多くの人に踏まれ、生まれてきた子どもが元気に丈夫に育つよう祈られたという説があります。

朝日村歴史民俗資料館にはたくさんの「埋甕」があります。ひとつひとつ唐草文様の装飾が異なり、どれも芸術性が高く魅力的です。

No.5 波状口縁渦巻文土器

〈波の模様はなにを物語る?〉

波状口縁渦巻文土器

発見された遺跡は、氏神遺跡(朝日村西洗馬)

令和2年に行われた、朝日村地域道路等整備事業にともなう発掘調査にて出土しました。

縄文時代中期(約5500年前)

大きさは、高さ約35、口径約25(センチメートル)

7つの波状の口縁を持ちます。

そのうちの一つは、渦巻文がつく深鉢型土器です。

波の形の口縁には、タテに沈線が細かく施されており、内側に内湾しています。

胴部の文様帯上部には、細かく刻みが入った隆線が波打つように一条、一周しています。

胴の下部には、縄文を地文とした区画文が巡っています。

どっしり感のある、それでいて柔軟性もあり、ひとつの渦巻文様が印象的な土器です。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 美術館担当

〒390-1104
長野県東筑摩郡朝日村大字古見1308
電話:0263-99-2359 ファックス:0263-99-3624

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