アメリカシロヒトリの駆除(防除)について

アメリカシロヒトリの被害の拡大を防ぐには、早期の発見と駆除がとても大切です。
各地区やご家庭で自主的な取り組みをお願いします。

アメリカシロヒトリの写真1
アメリカシロヒトリの写真2

(注意:写真は長野県病害虫防除所ホームページより引用)

駆除等について

  • 駆除は幼虫が分散する前に早期に発見し、剪定等による捕殺防除することが望ましいですが、発見が遅れ、既に虫が分散してしまった場合には薬剤散布等による駆除が必要となります。
  • 薬剤を使用する場合は、飛散に注意し、人や動物・作物等に危害が及ばないよう、また近隣に迷惑とならないよう注意して下さい。
  • 薬剤の使用・管理等は薬剤取扱いを厳守して下さい。また薬剤の詳細は、農協・薬物販売店にお尋ねください。

(注意)防除、駆除は樹木の所有者の責任であり、村で個人所有の樹木の防除・駆除は行いません。

駆除用機械の貸出について

村では駆除用の動力噴霧器の貸出を行っています。なお、貸出には事前予約が必要となります。

(予約窓口  産業振興課  電話:0263-99-4104)

貸出における注意事項

  • 適正に使用し、破損等ないよう注意して下さい。
  • 薬剤・燃料(ガソリン)は使用者が用意してください。
  • 機械貸出には運搬用の軽トラックも併せての貸出となります。交通事故等ないよう交通安全に努めて下さい。
動噴

アメリカシロヒトリ被害と生態(長野県病害虫防除所ホームページより)

  • 6月中下旬、8月下旬頃の2回、幼虫が葉を食害するが、果樹、広葉樹など百数十種もの広食性で、桑・桜・プラタナスなど樹種によっては大きな被害が発生する。
  • 年2回の発生で、蛹で越冬後、新成虫は6月に300~800卵を1卵塊として、葉裏に産卵する。3齢までの若齢幼虫は集団で生活し、4齢以降は分散し、葉を食害する。
  • 8月には次世代の成虫が産卵するため、2回目の発生幼虫による9月の被害が大きくなる。

形態

ヒトリガ科。成虫の前翅長は14~16ミリメートル、雌がやや大きい。体色は白色だが、前翅の黒点の現われ方は個体差が大きい。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 農政係

〒390-1188
長野県東筑摩郡朝日村大字古見1555-1
電話:0263-99-4104 ファックス:0263-99-2745
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