2022年度朝日美術館展覧会のご案内

高島仁回顧展ー松本城下の水彩画家― 4月1日~5月29日(終了しました)

明治33年、松本市に生まれた高島仁は、美術教師として長年教育現場に身を置きながら水彩画を描き続けました。群衆を好んで描き、盆踊り・草競馬・オーケストラなど、人が大勢集う光景をリズミカルなタッチで描写しています。高島は現場ではデッサンせず、記憶した場面を再構成して作品に仕上げました。それゆえ細部へのこだわりよりも全体の印象を深くとらえた表現になっています。

本展では、高島の教え子たちを中心に結成された「高島仁回顧展実行委員会」の皆様にご協力いただき、高島仁の思い出とともに作品を振り返りたいと思います。

城下の踊り

高島仁 《城下の踊り》 水彩画

 

 

 

カミジョウミカ展2021+1ー芋虫のような手指で描く自分ー 6月4日~7月31日(終了しました)

カミジョウミカさんは安曇野市で車いすの生活を送りながら創作活動を続けている現代アート作家です。世界でも稀な遺伝子疾患を患いながらも、制作に没頭していると病気からくる体の痛みから解放されるのだといいます。

ミカさんが描くのは、目には見えない世界です。そのカラフルな色とユニークなタイトルに引き込まれ、抽象的な絵の世界を楽しむことができます。

本展は昨年開催予定でしたが、コロナのまん延により延期されました。昨年展示予定だった作品に今年の新作をプラスしてご紹介します。

ヒトには特殊ノウリョクはある

カミジョウミカ《ヒトには特殊ノウリョクはある》 2021年

 

 

 

朝日村つくりびと展(令和5年度に延期します)

朝日美術館20年の歩み ー2002年~2022年に開催した展覧会を収蔵作品で振り返るー 8月11日~9月25日(終了しました)

朝日美術館は2002年10月に上條俊介記念館として開館しました。朝日村出身の彫刻家・上條俊介を顕彰するとともに、郷土の作家を中心にさまざまな企画展を開催してきました。

本展では、これまでに開催してきた展覧会を当時作成したパンフレットと収蔵作品でご紹介し、朝日美術館20年の歩みを振り返ります。

加藤邦彦・温子展―10月8日~11月27日(終了しました)

加藤邦彦・温子夫妻は、愛知県立芸術大学卒業後ともにドイツに渡り、40年以上ドイツで作家として活動を続けてきました。邦彦さんは植物の種子や原始生物を思わせる抽象的な彫刻を、温子さんはイチョウをモチーフに油彩画や石版画を制作しています。

その後、平成29年に帰国した二人が環境も新たに制作した作品を初公開します。

加藤邦彦の木彫作品

加藤温子の制作中の絵画

 

 

 

R4ベストセレクション ー12月10日~12月25日(終了しました)

朝日美術館収蔵作品から「今だから紹介したい作品」を学芸員が選び、ご紹介します。

冬期休館 12月26日~2月10日

あさひっこ展 2月11日~2月26日(終了しました)

朝日小学校児童の作品を展示します。

収蔵品展 2月11日~3月19日(終了しました)

朝日美術館収蔵作品を展示します。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 美術館担当

〒390-1104
長野県東筑摩郡朝日村大字古見1308
電話:0263-99-2359 ファックス:0263-99-3624

お問い合わせフォームはこちら