柳澤観風

柳澤 観風 (やなぎさわ かんぷう) 1894~1976

明治27年1月3日、朝日村に生まれる。本名、柳澤春三郎。春三郎は明治末から大正初期に木下観雲に師事する。観風の大正時代の絵には、当時京都日本画壇の先進的団体であった国画玉成会の影響が見られる。その後病を得て、父の代書業を手伝いながら画業を続ける。展覧会には出品せず独自の画風を追及した。身近な花鳥風月を題材にした作品が多い。昭和51年10月享年83歳で没する。

「夕涼み」1925年

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