朝日村中央公民館・周辺施設のあり方検討委員会

更新日:2025年04月24日

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朝日村中央公民館・周辺施設のあり方基本構想・基本計画について

朝日村中央公民館・周辺施設のあり方検討委員会では基本構想・基本計画を策定しました。

令和7年度以降の取り組み

令和7年度は、中央公民館、図書館、子育て支援センター、健康センターを複合化する相乗効果を最大化するため、複合施設が担う事業、管理・運営・体制について継続して検討していきます。役場庁内検討委員会(財政検討含む)と村民による検討委員会とで、複合施設のコンセプトである「多世代の誰もが気軽に集い、つながり、学ぶ、地域コミュニティの拠点」を踏まえた事業を試行し、村民の皆さんも一緒に参加して体験する機会を設け、事業の検証をしながら計画へフィードバックして方針を決定していきます。

 

 

計画策定までの検討委員会の経過は以下の通りです。

朝日村では中央公民館とその周辺施設の今後のあり方について検討するため、村民主体の朝日村中央公民館・周辺施設のあり方検討委員会を立ち上げました。

その会議の内容を掲載しています。

はじめに

朝日村では、第6次総合計画に基づき村づくりをすすめています。その中で将来の人口減少・少子高齢化が予測されており、公共施設等の利用需要の変化や維持管理費用の増大が予想され、公共施設等総合管理計画及び公共施設個別施設計画を踏まえて施設の更新、統廃合、長寿命化等のマネイジメントが必要となっています。

朝日村中央公民館周辺においては、昭和48年以降5つの施設が近接して整備されましたが、築50年以上となる中央公民館をはじめ複数の施設で老朽化が進み、喫緊の対応が求められているものもあります。また施設によっては、機能と建築が合わず使いにくい、バリアフリーではない、快適性等に欠け利用率が低下している、分散し管理運営の効率が良くないなど多くの課題を抱えています。

第1回

第1回は、はじめに委員の委嘱および委員長及び副委員長の選出を行い委員会の体制を整えました。

会議内容としては、中央公民館とその周辺施設(子育て支援センター、健康センター、AYTマルティメディアセンター、トレーニングセンター)の現状と課題、及び昨年度役場庁内で検討を行った村としての今後の方針を報告しました。

また、公民館を取り巻く動向について県職員の方から講義をしていただきました。そのあと意見交換をいただきました。

 

第2回

第2回は、第1回目の意見の整理と、令和4年度の公民館在り方検討を踏まえたこれからの公民館について有識者から講義をいただきました。

また、第1回から見えてきた3つのテーマに基づき意見交換を行いました。

 

第3回

第3回は、第2回の意見の整理と、公民館とその周辺施設を委員会として今後集約化・複合化する方向性で話を進めていくことを確認しました。またどんな複合化施設にしたいのかグループワークを行いました。また先進事例として塩尻市北部交流センターえんてらすのお話を伺いました。

その後はグループワークをしました。

 

ワークショップ開催

公民館とその周辺施設のあり方について村民の皆さんに考えていただこうとワークショップを開催しました。11月24日(日曜日)に午前は中学生・高校生を対象に・午後は一般村民を対象に行いました。
 

施設周辺を観察

周辺施設を散策

グループ発表

グループ発表

第4回

第4回は、第3回の意見整理と、基本理念と基本方針、オープンひろばのイメージ、複合施設のシミュレーション案について意見交換を行いました。

先進事例の視察の報告

検討委員会の会議の中で、近隣の複合施設である塩尻市北部交流センター(えんてらす)の施設概要の説明をいただきました。実際に施設を見ることでイメージがしやすいと考え視察を計画しました。1月22日(水)検討委員を含め6名の方に参加いただきました。

塩尻市北部交流センター(えんてらす)は開放的な明るい印象の建物で、公民館、子育て支援センター、図書館等の複合施設です。建物内を駅から住宅街へ抜ける通路(交流スペース)ではマルシェが開かれていました。この交流スペースはえんてらすの建物の特徴的な場所で1階のマルシェでは手作りパンやクッキーが売られ子ども連れの母親などが仲間とお茶を楽しんでいました。2階のスペースでは、学生が勉強等に利用していました。平日にもかかわらず、大勢の人でにぎわいをみせ、このほか会議室では会議のほか、サークル活動が盛んにおこなわれていました。

視察の様子

視察の様子

参加者の感想から

・これまでの公民館のイメージを覆す発想でできている素晴らしい先行的な施設だと思いました。

・地域の人が集まって対話したり交流するというよりも、だれでも気軽の集まって交流しましょうという今どきのコンセプトであるため、ここに集まる人は地域性が希薄な消費者感覚で居場所を求める人たちが多く、利用者としては居心地がよくても、地域づくりや自治が育つのか議論が必要だと思いました。

第5回

第5回は、第4回の意見整理と、基本構想・基本計画(素案)の検討を行いました。

住民説明会

検討委員会で話し合われた内容を基本構想・基本計画(案)として、村民の皆様に説明するとともに意見を伺いご理解をいただく機会とするため令和7年2月11日に住民説明会を開催しました。

当日は22名の参加があり、基本構想・基本計画(案)に基づき説明をしました。

参加者から出された意見(抜粋)

・小学校の空き教室へわくわく館機能を持たせればもう少し規模が小さくなるのでよりコンパクトでお金のかからない施設になると思う。

・社人研等の根拠をもつ計画を立てるべきではないか。財政計画へ載せていくべきではないか。

・昔の貴重な資料を収蔵するスペースを念頭に入れて建設してほしい。

・施設そのもののターゲットをどこにメインを置くかで施設のイメージが変わる。

・建物の位置の検討を。現在のわくわく館の位置に建て替えれば広場を有効に使える。

・コミュニティセンターという形にしてほしい。

・敷地内で車と人が交差しないように。

 

このような意見が出されました。

基本構想・基本計画へ反映できるところは反映します。また来年度以降も引き続き検討を進めますので参考にしていきます。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 社会教育係

〒390-1188
長野県東筑摩郡朝日村大字古見1286 朝日村中央公民館
電話:0263-99-2004 ファックス:0263-99-3563
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