朝日村の森林

朝日村の森林の概要

朝日村の森林面積は6,147ヘクタールで、民有林は6,084ヘクタールとなっています。村有林は1,326ヘクタールと21.80%を占めています。また、官公造林も含めた公有林は、1,575ヘクタール(25.89%)で、そのほとんどは標高の高い奥山にあり、里山と呼ばれる山林は私有林が占めています。

山の様子の写真1
山の様子の写真2

公有林の所得者別・森林面積・材積表 令和3年4月1日現在

所有区分 面積 割合 蓄材 割合
公有林 長野県 0ha 0% 0m3 0%
市町村 1,326.40ha 21.80% 222,247m3 18.49%
財産区 248.75ha 4.09% 46,520m3 3.87%
1,575.15ha 25.89% 268,767m3 22.36%
私有林の所得者別・森林面積・材積表 令和3年4月1日現在
所有区分 面積 割合 材積 割合
私有林 集落有林 163.92ha 2.69% 232,486m3 2.70%
団体有林 2,970.53ha 48.82% 605,377m3 50.36%
個人有林 1,279.78ha 21.03% 276,439m3 23.00%
その他 95.39ha 1.57% 19,067m3 1.59%
4509.62ha 74.11% 933,369m3 77.64%

公有林と私有林の合計の所得者別・森林面積・材積表 令和3年4月1日現在

所有区分 面 積 材 積
公有林と私有林の合計 6,084.77ha 1,202,136m3

樹種別

樹種別では、針葉樹が76.45%を占め、広葉樹23.55%の構成となっています。内訳として針葉樹ではカラマツが57.70%を占め、次にアカマツ13.69%、ひのき、スギの順となっています。広葉樹では、ナラのほか、他の広葉樹と混在し、ブナも育っています。

 

樹種 面積 比率
アカマツ 825.53ha 13.69%
カラマツ 3,480.10ha 57.70%
スギ 95.36ha 1.58%
ヒノキ 125.27ha 2.08%
その他針葉樹 84.60ha 1.40%
広葉樹 1420.06ha 23.55%
6,030.92ha 100.00%

 

林齢別

林齢別では、昭和30年後半に植林されたものが多く、カラマツでは11齢級(樹齢55年以上)が5,343ヘクタールあり、全体の88.6%をしめています。しかし、現在主伐可能な森林は少なく、このことから、間伐を必要とする林齢が非常に高いことがわかります。

村有林

村有林を見ると、1,126.7ヘクタールの面積の内、人工林率61.68%で、樹種ではカラマツが627.22ヘクタールと、55.67%を占め、林齢も9齢級を中心に46年生以上が最も多くなっています。

村有林樹種別現況表 平成19年4月1日現在
  現況
面積(ヘクタール)
現況
比率(%)
うち内樹齢区分の面積
1~15年
うち内樹齢区分の面積
16~30年
うち内樹齢区分の面積
31~45年
うち内樹齢区分の面積
46年以上
カラマツ(人工林) 627.22 55.67     51.59 575.63
アカマツ(人工林) 42.90 3.81     3.89 39.01
ひのき(人工林) 8.52 0.75     4.00 4.52
その他(人工林) 16.33 1.45   6.44 2.20 7.69
694.97 61.68   6.44 61.68 626.85
天然林 420.23 37.30 2.54     417.69
小計 1115.20 98.98 2.54 6.44 61.68 1,044.54
未立木地 11.51 1.02        
合計 1,126.71 100.00        

林道

林道は16路線39キロメートルで林道密度は1ヘクタールあたり3.58メートルであり、県平均の1ヘクタールあたり7.0メートル比較して半分といった状況です。

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