朝日村の森林環境譲与税の活用及び計画について

令和4年度活用内容について

1 【松くい虫防除対策事業】 12,233千円

(内、森林環境譲与税 6,352千円

「実施内容」

他の補助・助成制度の対象とならない地域の松くい虫被害予防対策。

主な森林に影響を与える松枯れ被害地対策、緊急的に対処が必要な特殊な状況の

松枯れ被害対策など

 

2【緊急危険木対策事業】495千円

(内、森林環境譲与税 495千円

「実施内容」

ライフライン(通学路、バス停、送電線)に直接的(落枝など)に影響する危険木の整備。

 

2 【森林経営管理制度】0千円(職員による実施)

「実施内容」

(1) 令和3年度に実施したアンケート調査結果から、整備の実施方法(自治体直営、林業事業体委託)の可否検討のため、事業体向けの調査、協議を実施。

(2) 結論として、意向のある森林が点在しているため、効率的な森林施業が図れず、高額化か見込まれ、実施は難しいとの回答を得た。

(3) 解決のため、未回答者等の捜索をさらに進め、とりまとめの推進を図る。

 

3 【森林環境譲与税活用基金】2,425千円(内 環境譲与税 2,425千円

「実施内容」

(1) 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法(H20法律第32号)により、令和12年まで、森林整備に対する特別措置を活用し、村内の森林整備支援を行っています。

(2) この基金は、森林環境譲与税の目的への活用の加えて、令和12年以降の特別措置法執行後にも継続して森林整備支援を推進するため、積み立てを行います。

(令和12年以前であっても、森林環境譲与税の使途に合致する事業が立案され、活用が適する場合、検討の上、取り崩し活用します)

令和3年度活用内容について

1 【松くい虫防除対策事業】 12,474千円

(内、森林環境譲与税 8,769千円

「実施内容」

松くい虫被害木の伐倒及びくん蒸処理

・117本(270立方メートル)の駆除処理を実施(年間)

 

2 【森林経営管理制度】 3,432千円

(内、森林環境譲与税 5千円((2)分)

「実施内容」

(1) 朝日村林地台帳原案作成業務 3,432千円(別支援制度活用)

・森林の所有者情報の更新業務を実施

(2) 意向アンケート調査 5千円(職員実施)

・優先度の高い森林を設定し、次のとおり意向の確認を行った。

・内山沢(3林班)森林所有者 71件に調査実施 回収率59.1%

・回答のうち、自力整備 8件、村が仲介した森林整備24件、その他10件

・整備意向がある森林の所在は分散していること、境界や所在に多くの方が不安のあることがわかった。

 

 

令和4年度の取り組み予定について

1【松くい虫防除事業】

(1)伐倒駆除事業

費用が高額化していることから、国県の支援事業を要請します。

樹種転換と併用することで、処理量の低減を図ります。

補助の対象外事業に環境譲与税を活用し、森林病害虫対策を進めます。

(2)樹種転換事業

特に被害が集中する地域では、被害量の増加が止まらず、この地域の赤松はすでに感染しているも、症状(枯損)が生じていない樹木が多数あることがわかりました。

そのため、費用の低減と森林の公益的機能の維持・増進のために、区域内の赤松を伐採し、新たな樹種に植え替える樹種転換を林業事業体と連携し実施します。

 

2【森林経営管理制度】

(1)意向アンケート結果に基づいた整備の検討

意向アンケートで所有者に回答いただいた内容に基づいて、森林の整備が可能か検討します。

村内に(特に計画に基づいた)森林施業の実績を持つ事業体に書類上の整備検討を依頼します。

また、整備、計画に対する課題を整理します。

令和2年度活用内容について

令和2年度活用内容
1 【松くい虫防除対策事業】 8,085千円

(内、森林環境譲与税 6,127千円)

「実施内容」

松くい虫被害木の伐倒及びくん蒸処理

・89本(175立方メートル)の駆除処理を実施(年間)

 

2 【森林経営管理制度】 2,607千円

(内、森林環境譲与税 2,607千円)

「実施内容」

朝日村森林経営管理区域抽出業務

・対象森林の抽出と優先度の分析
 

令和元年度活用内容について

1 【松くい虫防除対策事業】 4,909千円

(内、森林環境譲与税 4,110千円

「実施内容」

松くい虫被害木の伐倒及びくん蒸処理

・69本の駆除処理を実施(年間)(本数単位での処理依頼)