朝日村 松くい虫対策~朝日村の美しいアカマツ林を松枯れ(松くい虫)被害から守るために~

松くい虫被害のメカニズム

【原 因】

■ 松くい虫の被害で松が枯れることを、正式な名称で「マツ材線虫病」と呼びます。この病気は「マツノザイセンチュウ」と呼ばれる線虫が松の幹の中で増えることにより水の通り道をふさぎ、松を枯らせてしまうものです。


■ マツノザイセンチュウは、自分では元気な松まで移動できません。マツノザイセンチュウを元気な松に媒介する運び屋が「マツノマダラカキリ」なのです。

 

■ この2種類の虫の共同作業が原因で松が枯れます。

松くい虫のメカニズム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 上記2枚の画像は株式会社ニッソーグリーンから提供いただきました。

朝日村の松くい虫被害の状況

■朝日村では、平成28年に初めて被害が確認され、以後毎年被害が発生しています。

■被害は、一時は 減少したかに見えましたが、令和元年度からは拡大傾向です。

松くい虫被害の経緯■ 村では、発見された被害木は全木現地で伐倒し薬剤による燻蒸処理をしてきました。

■ 令和3年度に入りましても引き続き被害木の伐倒くん蒸処理を行っています。

■ 被害は古見・西洗馬・小野沢・針尾地区の山林に広がっており、また、被害を受ける山林の  
    標高も900m以上の所も発生し始めています。。

■今後は庭木のアカマツにも被害が広がることが考えられます。

 

朝日村松くい虫防除協議会について

村では、「朝日村松くい虫防除対策協議会」を設置し、被害のまん延の未然防止や防除対策について検討し、各団体と連絡調整して、松林の保護育成を総合的に推進しています。

協議会で決定された「朝日村松くい虫被害対策基本方針」は下記のとおりです。

松くい被害の予防と駆除

※ 画像は株式会社ニッソーグリーンからご提供いただきました。

朝日村松くい虫被害防除事業補助金について

松くい虫被害防除に補助金が出ます

被害防除(予防と駆除)を推進するため、費用の一部を補助しています。

実施前に申請等が必要となります。

下記リンク先「朝日村松くい虫被害防除事業補助金」をご確認ください。

ご不明な点は、実施前に産業振興課林務係にご相談ください。
 

枯れたマツの早期発見にご協力ください

村では、枯れたマツを早期に発見し処理をするようにしております。

村民の皆さんも、身近に枯れたアカマツを見つけましたら朝日村役場産業振興課林務係

(電話99-4104)に連絡をお願いします。

発見者立会いのもと確認をさせていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 商工観光林務係

〒390-1188
長野県東筑摩郡朝日村大字古見1555-1
電話:0263-99-4104 ファックス:0263-99-2745
お問い合わせフォームはこちら