外来生物について

特定外来生物とは?

国内外を問わず、自然分布域外へ人為的に移動した生物を「外来生物」と呼びます。特に生体系、人の生命や身体、農林水産業に大きな影響を与えるものを外来生物法により「特定外来生物」と定められ、輸入や飼育などが禁止されています。

河川を中心に「アレチウリ」「オオキンケイギク」「セイタカアワダチソウ」などが多く確認されています。特定外来生物を発見した際は、駆除にご協力をお願いします。

特定外来生物の駆除の必要性

河川等の水域は、保全上重要な空間であり、河川とそのまわりには生物にとって生育・生息場所が複雑に入り組んで分布しているだけでなく、洪水などによる撹乱もそこに生息・生息する生物を多様にしています。その特有な環境条件に適応し、河川にだけに生息する動植物もいるように、河川は地域の生物多様性を保全するうえで重要な場所です。

特定外来生物の駆除方法

アレチウリ

〇特徴

・北アメリカを原産とするウリ科の大型のツル植物

・生育速度が非常に速い植物で、ツルの長さが数m~数10mになる。

・1年草のため冬には枯れるが、丈夫なツルが絡み合ったまま残ってしまう。

 

〇駆除方法

・アレチウリの芽生えは5月から10月頃まで続くため、1年に数回(6月中旬、7月下旬、9月上旬など)成長する前に駆除するのが効果的です。

・アレチウリの種は、すべてが翌年に芽を出すわけではないので数年間継続して駆除することが必要です。
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オオキンケイギク

〇特徴

・北アメリカを原産とする多年草。

・道のわき・家の近くなど5~7月頃にかけてコスモスに似た形状の鮮やかな黄色い花を咲かかす。

 

〇駆除方法

・繫殖力が強いため、刈り取らず根を残さないように引き抜く。

・年に1回以上実施することが望ましい。

・抜き取ったオオキンケイギクは、密閉できるごみ袋等に入れ枯らした後、可燃ごみとして処分。

セイタカアワダチソウ

〇特徴

・北アメリカ原産のキク科の多年草。

・花は9月~11月頃にかけて咲き、黄色の小花の集合体を円錐状に咲かす。

〇駆除方法

・除草剤による駆除が効果的。

・年2回以上刈り取りを行うと成長・種子飛散等を抑制できる。

外来植物に関する詳しい情報

下記にリンクの長野県ホームページをご覧ください。

https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/kurashi/shizen/hogo/gairai/gairai-kennai.html

この記事に関するお問い合わせ先

建設環境課 上下水道環境係

〒390-1188
長野県東筑摩郡朝日村大字古見1555-1
電話:0263-99-4103 ファックス:0263-99-2745
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