水道水におけるPFOS及びPFOAの検査結果について

更新日:2025年04月01日

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日頃は上下水道事業にご理解・ご協力ありがとうございます。

昨今、有害性が指摘される有機フッ素化合物が高い濃度で検出されたと報道がされています。

村では、令和6年2月に村内水道水源全5箇所について検査を行い目標値以下であることを確認しています。

また、令和6年11月に針尾第一水源について検査を行い目標値以下であることを確認しました。

令和6年2月実施

  • 測定箇所 舟ヶ沢水源、針尾第一水源、針尾第二水源、御馬越水源、西洗馬水源
  • 検査項目 ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
  • 検査結果 全水源原水0.000005mg/L未満

令和6年11月実施

  • 測定箇所 針尾第一水源
  • 検査項目 ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
  • 検査結果 全水源原水0.000005mg/L未満

引続き村民の皆様に安心・安全な水道水の供給に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について

有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物の総称であり、代表的なものとして、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とペルフルオロオクタン酸(PFOA)があります。
これらの化合物はコーティング剤や泡消化薬剤など、幅広い用途において用いられていました。しかし、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質であることから、現在では国内における製造・輸入等が原則禁止されています。

水道水におけるPFOS及びPFOAの基準

令和2年4月1日に、厚生労働省が「PFOS及びPFOA」を水質管理目標設定項目に位置付け、暫定目標値を「PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L以下」と定めています。
暫定目標値は体重50キログラムの人が一生涯にわたり毎日2リットルの水を飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じない値として国が設定したものです。
1ナノグラムは1グラムの10億分の1

健康への影響

人の健康への影響は、コレステロール値の上昇や発がん性などが報告されていますが、国際的にも科学的な知見が不十分であり、国においても引き続き毒性評価の情報収集、検出状況の把握を進めることとしています。

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建設環境課 上下水道環境係

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