旭城跡

旭城跡(あさひじょうせき)は朝日村古見・芦の久保の北西の山頂にある。大城と小城に分かれている。大城は標高1,010メートル、古見からの比高190メートルの小高い平坦な尾根上にある。小城は古川寺の北に張り出す小尾根の上のやや傾斜の緩いところにある。大城の主郭は12m×20mで、まわりに土塁がめぐらされている。後世に炭焼き等でかなり動かされており、原型を想像するのは難しい。この山城は居住できる郭が一つしかなく、それが100坪程度の狭いものであることなどから大きな城の砦と考えられる。おそらく西山山麓の大池・小坂・竹田・波田方面から武居城を守る役割であったと思われる。

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