横手ヶ崎のお夏狐

横手ヶ崎のお夏狐の伝説

狐の嫁入り

むかし、朝日村と山形村の村境にある横手ヶ崎には「お夏」という美しい女狐がいて、鉢盛山一帯を自由自在に駆け回っていた。お夏は、塩尻の桔梗ヶ原一帯を支配していた玄蕃之丞(げんばのじょう)狐と嫁入り行列に化け、婚礼が行われる名主(なぬし)の屋敷に先回りすると用意されていたご馳走をすっかり平らげてしまったそうだ。見事な化かしで村人たちを驚かせたお夏に親しみをこめ、横手ヶ崎にはお夏の碑が建てられている。

 

 

 

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