わたしたち、移住しました。【移住者リレー 004】

更新日:2026年01月22日

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家族で重ねた本業も農業も!ご縁がつなげた理想の暮らし[1]

移住者の藤森さんからご紹介いただいたのは、4年半前にお隣・松本市から朝日村へ移住された間島さん。30代のご夫婦と二人の娘さんの四人家族。

都市部で開催される移住相談会では、「都会からいきなり本気の田舎は不安」という声を耳にすることがあります。そうした中で、いったん利便性のある市に暮らしながら、次の暮らしを見つけていく―――そんな選択をされる方も少なくありません。

朝日村にとって身近な生活圏である、松本市からこの村へ。

間島さんご家族の暮らしは、そうした”次の一歩”として朝日村を選んだ一つの形でした。

今回は、【中古住宅購入×子育て世代】の暮らしや、ずっとやってみたかったという”畑のある生活”について、お話を伺ってきました。たくさんのお話を聞かせていただいたので、この記事は[1][2]の二部構成でお届けします。

 

移住しようと思ったきっかけは?

松本市の賃貸アパートで暮らしていた間島さんご家族。

勤務先の家賃補助の期限が近付いたことをきっかけに、「次はどんな暮らしをしたいか」を考えるようになったと言います。

もう少し広い家で、家庭菜園もできたら―――。

まだ下のお子さんが生まれる前で、家族の暮らしを見直すには、考えやすいタイミングでもありました。

なぜ朝日村を選んだのか?

「塩尻市や松本市を中心に探していたので、実は朝日村は候補に入ってなかったんです。」

そんなある日、ネットに情報が掲載されたばかりのこの家が目に留まったそうです。

とはいえ、昔ながらの地区だったこともあり、「移住者が少ないかな」「ご近所づきあいが大変かな」など、不安もあったといいます。

そんな中、検討している家のすぐ近くに、職場の先輩の家があることがわかり、そのことで心配がぐっと和らぎ、前向きに考えるようになりました。

 

実際に家を見に来てみると、すぐ隣には大きな畑が。

「ここも借りられたらいいな」と話していたところ、畑の持ち主がご主人のご実家と古くからの知人であることが判明。

不思議なご縁を感じたことも後押しになり、この場所で暮らすことを決めました。

とはいえ、それまで朝日村にはほとんど来たことがなかったそう。

「本当に、あさひプライムスキー場くらいしか知らなかったです。」

さらに、「場所も、どこにあるのは正直よく分かってなくて…」。

お隣の松本市に生まれ育っていても、朝日村のことはよく知らない。

実はこれ、間島さんに限らず、よく耳にする言葉です。

朝日村で暮らしてみて、どうですか?

「静かな場所だな、というのと、何より”生態系”が豊かで。」

「畑にいる生き物も、虫や鳥も、松本では見たことがないような生き物が結構いて。当たり前のようにそうした生き物に出会えるところに、自然の豊かさを感じます。」

普段なかなか意識することのない”生態系”という言葉。間島さんの今の暮らしの奥行きが、ここから伝わってきます。

「天気も、松本と全然違うんですよね。こんなに近いのに、こんなに違うんだ……って。」

松本で暮らしていた人だからこその、リアルな声。そう、これが朝日村なんです。

 

地域との関わりや日々の暮らし

「村に来たのが、ちょうどコロナ禍だったので、人付き合いがまったくなかったんですよ。」

当時は、地区の行事も縮小や自粛が続いていました。ご近所付き合いが増え始めたのは、ここ1年ほどのことだそうです。

中でも大きなきっかけになったのは、今年5月の五社神社のお祭り。

「ちょうどこの辺りの地区の担当で、神輿を担いで地域をまわったんです。」

「そこから一気に交流が増えて、お互いに”どこの人か”がようやく分かった感じでした。」

自分からそうした場に出ていかないと、日常の中ではなかなか知り合うきっかけがない。そんな実感をもった出来事だったといいます。

 

村の暮らしについて聞くと、「電車がないことは、やっぱり大きい。」とのこと。

これまで、駅の徒歩圏内でしか暮らしたことがなかった間島さん。

「飲みに行くことも、家族で外食することも、すごく減りましたね。その分、自炊率は上がりました。身体にも、お財布にも優しいですよね。」

 

「それから、夜空が本当にきれい。当たり前になっても、違う場所で夜空を見ると、やっぱり違うなって気付きます。」

これは、実際に暮らしてみないと分からない魅力かもしれません。

お父さんと一緒に作ったという、身長よりも大きな「自動販売機のおもちゃ」について丁寧に説明してくれたり、自慢のシール帳を見せてくれたり。お父さんのインタビューが終わるまで、ふたりで仲良く待っていてくれてありがとう。

 

ひとしきり村での生活について話したあと、ふとこんな話も聞かせてくれました。

「頼りにできる人がいなかったら、朝日に来ることを考え直していたかもしれない。」

ご夫婦ともに、「自分たちはそんなに社交的なタイプじゃない」とのことで、「自分から知らない人の中に入っていける人はいいけど、自分たちだけだったら、正直難しかったかもしれない。」

「最初に探す家を、アパートにするのか、新しい住宅団地にするのか。それとも、昔ながらの地域にするのか。自分たちの性格に合わせて選ぶのがいいと思います。」

間島さんらしい、等身大の言葉。移住を考える人にとって、とても大切な視点です。

 

さらに、こんな話も。

「朝日に来てから知り合った移住者同士で話すと、”土地が安いから”という理由をよく聞きます。家にこだわるのか、場所にこだわるのか。自分たちは、広さや、畑を近くで借りられることを優先しました。何を大事にしたいか。優先順位をはっきりさせるのは、本当に重要だと思います。」

これから移住先を考えている人、朝日村への移住を迷っている人にとって、間島さんの言葉は、ひとつの大きなヒントになりそうです。

 

――― [2]では、やってみたかった畑・農業についてのお話を伺います ―――

 

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政課 企画・DX推進係(移住担当)

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長野県東筑摩郡朝日村大字古見1555-1

電話:0263-99-4107 ファックス:0263-99-2745

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